「大勝軒 池袋店」
豊島区東池袋4-28-3」
東京メトロ有楽町線東池袋駅徒歩5分
この店の店主山岸一雄氏が、今やラーメンのオーソドックスなスタイルとなったつけ麺を発案したのは有名な話であり、今日では暖簾分けを許された「大勝軒」と冠を付ける店が全国に数多くある。ラーメン好きを標榜するなら、間違いなく一生に一度は足を運ぶ店だ。この日僕が注文したのは、特製もりそば。元祖ということで当然期待をしていたのだが、残念ながら裏切られる格好になってしまった。つけ汁はトンコツ、豚足、鶏ガラ、鶏挽肉、煮干し、サバ節、昆布など色々な素材がベースとなった醤油ダレで、甘みに酸味と辛味が加えられていて、少し薄味ながらもなかなか美味しい。対照的に、全く僕の口に合わなかったのが、麺だ。中太のストレート麺で、260グラムとボリューム満点だけれど、あまりにも柔らかすぎる。歯ごたえ、コシが全くなく、なんかこう麺的なものを口に押し込んでいくイメージ。量が多いこと、次第にスープが薄まっていくこともあって、最後の方には箸を進めるが嫌になった程だ。加えて、小汚い店だと思って店内を見渡してみると、何匹ものゴキブリが壁を這っていた。不潔極まりない飲食店にあるまじき光景だと思って目を疑った。
この日も長い行列ができていて、きっと老舗有名店として鳴らしているのだろうけれど、僕は全く評価できない。二度と行くまいと思った。評価は5点満点で1。
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